












【歴史的逸品】江戸伝内が遣った糸あやつり人形「寿獅子」(希少)
¥660,000 税込
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江戸の伝統芸能を紡ぐ糸あやつり人形一糸座の代表、江戸伝内(三代目結城一糸)が長年所有し操ってきた2体の「寿獅子(ことぶきじし)」人形。
大変希少性の高い逸品ですが、熟慮の末、そのうちの一体を価値を理解し大切に受け継いでくださる方へお譲りすることにいたしました。
「寿獅子」はお正月などのおめでたい時に、人々の幸せを願い舞われていた獅子舞の人形です。
獅子の頭を持ち、胴体には2体の人型の人形が入っています。
まるで本物の獅子のように遊び、走り回り、時には胴体のひょっとこが顔を出すおかしみのある人形は、江戸伝内の祖父・九代目結城孫三郎によって考案されたため、結城系の人形でしか存在しません。
伝統的な日本式(日本独特)の四角い手板ではなく木を組み合わせた手板を使用しており、日本の人形としては珍しい作りです。
この人形は実際に舞台で江戸伝内が遣っていたもので、2体が対になって伝内が所有していました。世界でどこにも売っていない、2体のうち一体の獅子の人形をお譲りします。
江戸伝内が舞台で長年使用した獅子の人形は、今後世に出すことはありませんので、大変希少価値の高いものです。
手板に江戸伝内のサインをしてお送りします。
※手板は、獅子の操演の際に口で咥えて操作するため、販売するにあたり新たに作った新品です。
【一糸座とは】
江戸時代から400年続く伝統芸能である、糸あやつり人形の技術を正統に継承している一座です。
一糸座代表・江戸伝内は、江戸時代から続く結城座の十代目結城孫三郎の三男として生まれ、2003年に結城座から独立。現在に至るまで70年以上、糸あやつり人形の人形遣いとして国内外で活動しています。
【糸あやつり人形「寿獅子」の歴史について】
もともと糸あやつりの獅子の人形は、手妻師が使っていたもので、糸で細やかに動くものではありませんでした。
江戸伝内の祖父・九代目結城孫三郎が明治期に改良し、現在のようにまるで獅子が生きているかのように繊細且つダイナミックに動く人形になりました。
【人形サイズ】
重さ:約1.5キロ
手板の長さ:縦70㎝ 横18㎝
人形の長さ:93㎝/人形全長(尾も含む):117㎝
人形の幅:11㎝
人形の高さ(手板含まず):46㎝
頭の大きさ:縦11㎝ 横16㎝ 長さ14㎝
【人形の素材】
獅子の頭:樹脂、しゃぐま/中の人形の頭:張り子/中の人形の胴体:木材/尾:しゃぐま/衣装:絹、化繊/手板:木材/糸:木綿
【注意点】
実際に舞台で使用していたものですので、頭や胴体に若干のスレや傷などがあります。
約20年以上使用してきたものであり、その歴史も含めてご理解ください。
糸は新品のものを付け直しています。
【「寿獅子」人形の操作方法について】
江戸伝内または四代目結城一糸による、「寿獅子」人形の操作方法のレクチャーも可能ですので、ご希望の方はご相談ください。
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